誰かへ

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君が叫んでも

誰か、振り向くこともない

君が助けを求めても

世界は見向きもしない

｢もっと頑張ろうよ｣

もう、頑張ってるよ。

｢明日しにたくてもし、んでしまう人がいる｣

その逆にしにたい人も大勢いる

｢生きてて幸せはあるんだよ。｣

幸せがわからないからしにたくなるんでしょ

将来なんて夢なんてない僕は幸せじゃない

｢あの子はなにも言わずにしんでいった｣

僕は助けを求めた

家族でも、友達でもないところで

ただ、届かなかったんだよ

なくなってからは何もが遅い

頑張って、頑張って

沢山頑張ってきたのに

もっと頑張っては追い討ちでしかない

足を挫いて走ったら当然悪化するのに

人生という長いマラソンのなかでずっと走り続けている

少し休憩しよう？

止めてみよう？

もう散々頑張ったんだ

ほら今だけは仮面の笑顔をはずして

少し休もう。

君は頑張り過ぎたんだ。

誰かの知らないところで

努力して

それでもまだ道を歩き続けている

だから。

しにたいひとの気持ちなんてそう思わないとわからない

だけど、受け止めてあげることはできる

妊娠したこともない人が妊娠の痛みを分かるか

そう聞くとわからないがでてくる

感じた人しかわからないことなんてわかるわけがない

しにたいもそれと同じなんだ

だから、僕は無理して生きろなんて言わない

逃げたかったら逃げればいい

それが弱いと思うなら弱いでいい

だって、弱さから生まれるものは強さだから

無理しないように。

そして自分が、自分なんて、

とかを思わないように

しにたいと思ったことがない人も

きょうかんをしてあげたり

頷いたりすることはできる

否定されるということが一番しんどい

だって、熱があるのに

自｢熱があってしんどいの…休みたい｣

母｢ほら！学校行けるでしょ？いきなさい！｣

といって、無理矢理いかされるのは違う

その否定は誰でも共感できると思う

だから、なにも言わないで

ゆっくり話を聞いて

｢うん。頑張ったね

お疲れさま｣

とか、優しい言葉をあげるんだ

回りに人がいなくても自分で自分が、頑張った事を認める

自意識過剰かもしれない

ただ、自分が頑張ったと１回思うだけで

なにか変わることもあるから

ただひとつ

ありきたりな言葉かもしれない

だけど

『君が死んだら僕は悲しい』