恋の魔法に気づくまで Chapter3

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最高ランク : 11 , 更新： 2024/02/03 7:46:15

藍玉と輝石、紅玉で幸福を___

どうも！ひすいです！

藍斗だ。

仁です。

彩愛です

さて第3話。

前回“恋愛感情がわからない”と藍斗に告白したひすい

そこから提案されたのは“お試し付き合い”

そんなお試し付き合いに少し心躍らせているー

ってところで終わったかな

あとタイトル募集しただろ

そうそう！タイトルは『恋の魔法に気づくまで』

大差をつけて決定っていうね…w

両方気に入ってるけど君と解き明かす恋の方程式個人的に好きって言ってたよね

仁兄。言わぬが吉だよそれ

まあ、両方気に入ってたんでしょ？

そうじゃないとアンケート取らないよ

まあそんな感じでタイトルは決定。

あと今回話はやっと仁兄と彩姉がしっかり出てくるよ…

やっと…

自分は1話目に出てたけどねw

まあまあ、って事で第3話いくよ〜

学校も終わり放課後、約束通り生徒会室にいると藍斗くんが迎えにきてくれて珍しく一緒に帰宅する
いつもの他愛無い会話を繰り返しているうちにあっという間に家に着いてしまった

「じゃあ、俺は自転車置いてくるな」

「うん」

一旦藍斗くんと別れて自転車を止める…と、仁兄と彩姉の声が聞こえてきた
どうやら窓が開いている様ではっきりと聞こえてくる

「いや、流石に疲れるから…」

「とか言いながら次いつ行くの？」

「うっ、」

「…仲良いよなあの2人」

自転車を隣の自分の家に停めてきた藍斗くんがそんなことを言う
藍斗くんが少し寂しげな表情で、私も少し苦しくなる
羨ましいのだろう、2人の関係性が…

「そうだね、何の話か聞いてみようよ」

「だな、このままだと喧嘩しかねない」

藍斗くんのことには触れず、家の中にただいま〜と言いながら2人で入る。
と、彩姉が速攻で私達に声を掛けに来た

「おかえり、てか聞いてよ。仁が酷いんだけど‼︎」

[color=#AC3132]「だから少し仕方ない部分もあるじゃん」

「…あの、仁さん。何があったのか教えていただいても？」

「あ〜…今週末、2人でどこか出かけようって話だけど自分がどこも案を出さないのに少し怒られてね…」

「彩姉が仁兄にも楽しんで欲しいからたまには行き先出してよって？」

「そういう事」

「まあ私が用意するのが少し面倒なのもあるけど…。」

「いやそこは場所さえ決まれば準備するって」

「その場所は？」

「…。」

彩姉に押されて仁兄は黙ってしまった。
2人とも怠惰だな…w

「即ち、両方出かけ先を決めるのが面倒だと？」

「まあ…2人とも面倒臭がりだもんね…」

「…あ、なら丁度いいし4人でWデート的なのするのはどうだ？」

「良いねそれ！」

「あれ、ひすい告白受けたんだ」

「藍斗告白成功したんだ」

「一時的。ひすいが恋愛感情分からないらしいから」

「一時的に恋愛感情分かるまで試しに付き合ってみるって感じ」

仁兄と彩姉が同時にした質問に私達が同時に返すものだから大爆笑
先程まで喧嘩していたことも忘れていそうな勢いだ

「…あ、そういえば4人で行ってみたいなって思ってたところがあるんだよね！」

笑いが落ち着いた頃、私は少し前にチラシを貰っていきたいなぁ…と思っていた場所があったのを思い出す。

「どこに行きたいんだ？」

「遊園地！ここが今、歌をモチーフにしたイベントをやってて謎解きとか色々あるんだよね！！」

「あ〜、あんまり遠くなさそうだし父さんの車借りて自分が運転するよ」

「やった！」

交通費諸々しんどいと思ってたから助かる！
昨日ミュージカル行ったばっかりだったし両方とも痛手なんだよな…

「あ、そこ…チケット友達が余ってるって言ってたっけ」

「あぁ、なんか前に言ってたな」

「確か親が貰ってきて、今月中に使い切らないといけないけど行く気ないからどうしようって言ってたし…貰おうかな」

「なんか仕込まれたかと思うくらいにタイミングバッチリww」

「まあ、良いんじゃない？行くところ無くて迷ってたくらいだし」

「だなw」

そうしてその週の土曜日に、私達はWデートをすることになった
…まさか、行かなければ良かったと後悔することになるなんて。その時は思いもしなかった

最後不穏にするの得意だよな

あの文章入れるだけで一気に不穏感出るからね

便利！

もう既に嫌な予感がするんだけど…

あ、インフルなったのにカレー食べてた人だ

それ中の人の事情！！

あれ、仁兄違うの？

そこまで忠実に設定に組み込まないでほしいかな…w

冗談だってww

冗談で良かったよw

まあ、そんな感じで次回はまだ平和会なのでよろしく〜！

*.○。・.: * .幸福と自由を願って…