🏊Water Love♡1

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🏊Water Love♡

今日から私は水泳部に入る。
その理由……

私は以前ダンス部部員で、練習をサボったことは
１度もなかった。

でも、誕生日に……
彼氏と出掛ける用事があって初めてサボった。

それが引き金になってSNSで悪口を書かれ
叩かれ、ポジションを外され新入部員が
私のパートに入ったのだった。

とある４月の昼休み……

『伊野尾先生〜あの、明日から水泳部で
お世話になります！」

慧「茜羅さん、いきなりどうしたんですか？
せっかくダンス部がんばってたのに…」

「実は、ダンス部で揉め事が起きて
私の居場所が無くなったんです。」

慧「その問題は解決しましたか？」

「それが、部員にSNSで晒されて
悪口とかで叩かれて…ミーティングでも
何故か悪口書いたことまで押し付けられて
１人で罪なすりつけられてて……」

慧「そうですか…ですが、先生はその理由で
水泳部に来るのに納得いきませんね。」

「え……。」

え。伊野尾先生まであの人の味方ってこと…？
必要とされてないのに、居場所ないのに
本当に居場所もうないんだ…

学校。やめようかな……。

慧「茜羅さんはその理由だけで
水泳部に入るのですか？」

「私がいる場所無いのに無理矢理
あの場にいても何の得にもならないんです。
なので、少しでも自分に取り柄のある水泳なら
輝くところがあると思いました。」

慧「そうですか、気持ちわかりますよ。
あとで、先生のところに来てくれませんか？」

「はい。」

放課後……

放課後に至るまでずっとずっと
部活のこと考えていたからか
美術の授業もずっと部活のことのせいで
鉛筆を持つことしかできなかった。

慧「さっきの事ですが、
学年の先生は知っていますか？一応SNSの件は
学年主任の先生に伝えたのですが…」

「私もそれは言いました。
先生はどの形なら水泳部に入部の形も
いいと思えますか？」

慧「兼部……とかはどうですか？
先生、たまにダンス部覗いてて茜羅さん
すごく頑張っていたので、好きなダンスを
諦めてほしくないんです。それが、俺の本音で
それに、茜羅さんのダンス部内で１番タイプですし」

先生が言うべきじゃないよ。
タイプとかそんなこと。
ダンス部押し付けてる。もう行けないのに
どうしていいのかわからないのに
相談とかじゃないよ。
わからない無理難題押し付けて自分の責任から
完全に逃れようとしてんじゃん。

それに関しても、、私がバレンタインに
伊野尾先生にチョコあげたり、ホワイトデーで
お返しもらってクラスで発狂したり
伊野尾先生大好きだのどうのこうの今までずっと
いい続けてたから嫌だったのかもしれないけど
今回に関しては、相談乗ってくれてもいいじゃん。
助けてくれていいじゃん。